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佐藤ひでこファーストアルバムCD【DE PROFUNDIS】 オリジナルA4クリアファイル付き

3,300円

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[収録内容] ショパン:夜想曲 変ホ長調 作品55-2 シューベルト:ピアノソナタ 第13番 イ長調 D664 作品120 ショパン:舟歌 嬰へ長調 作品60 ベートーヴェン:ピアノソナタ 第31番 変イ長調 作品110 収録:2022年4月24・25・26日    小田原三の丸ホール大ホール 使用ピアノ : Steinway & Sons D-274 508515 発売日:2023年11月8日 商品番号:CD FOCD9889 [このアルバムのこと]  2020年の2月のこと、筆者は、思いがけずして非常に幸福な体験に遭遇することになった。それは、佐藤ひでこ氏の演奏との出会いである。彼女は、東京音大を卒業後、ダン・イ・ソンの直弟子となって各国で多くレッスンを受けた他、ポーランドのショパン・アカデミーやクラコフ音楽院でも学んだピアニストである。それ以後は、ヨーロッパ各地で研鑽を積みながらかなり華やかな活動を行っていた模様であるが、1995年に帰国した直後にフォーカル・ジストニアを患い、約21年間試行錯誤し続けた結果、彼女独自の鍵盤リハビリのみで2016年に完治したという数奇な運命をたどった人物である。そして、思いがけない運命に苦しめられた彼女は、シャープな感性と純粋無垢で真摯な音楽性の持ち主であり、そのナイーヴな心で各作品に秘められたロマンや作曲家の心情を豊かに感じ取り、それを物おじしないで大胆に前面に押し出すことによって、とても純度が高くセンシティヴな表現を聴かせていた。彼女独特の透明度が高く磨き上げられた音楽は、感情表現の豊かさに於いてもみるべきものがあったが、そうした演奏を聴きながら筆者の心に浮かんできたのは、「あるいは神は、彼女の魂と音楽を一層清め、さらに純粋なものへと磨き上げるために、難病というかたちで厳しい試練を与えたのではないだろうか」といったとりとめのない空想であった。彼女の音楽は、それ自体としては極めて自然でクセのないものであり、透明度の高さや特有の清らかさを随所で強く印象づけていたが、音楽をこうした捉え方ができることは、別の角度から考えると非凡な個性以外の何物でもなく、このピアニストが非常に貴重な才能を有している事実を実感させた。ここまで以前に執筆した批評文を流用しながら彼女の独自性について語ってきたが、今回こうして彼女のデビュー盤がリリースされるのは、筆者としても大変嬉しいことである。ここに聴く彼女の演奏は、以前のリサイタルの時と本質的には違いがないが、さらにその持ち味が磨かれていることが好ましく、そこでは、作曲家の魂と彼女の魂との邂逅が実現されている様相をも随所で感じ取ることができたのである。                            柴田龍一 ■佐藤ひでこ  1962年生。3才より母佐藤麗子(昭和36-54年東京音大ピアノ科講師/永井進門下)の手ほどきでピアノを始める。桐朋学園大学音楽学部附属子どものための音楽教室、東京音楽大学付属音楽教室、東京音楽大学付属高校演奏家コースを経て、1987年東京音楽大学ピアノ科卒業。1985年白ロシア共和国立ミンスク音楽院短期留学。1988年~1994年ポーランド留学。ポーランド国立ショパン音楽院Postgraduate1年修了、ポーランド国立クラコフ音楽院Postgraduate2年修了。1990年クラコフ音楽院大ホールにてリサイタル。1994年~1995年トロント留学。1994年第4回カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクールディプロマ。1995年津田ホール(東京)、新発田市民会館大ホール(新潟)、大泉町文化むら大ホール(群馬)にて帰国記念デビューリサイタル。1995年ピアノジストニアにより演奏活動完全停止。1995年~2019年ピティナピアノコンペティション審査員。1996年~2013年東京音楽大学付属音教室ピアノ科助手。2016年自身が開発した鍵盤リハビリ治療法のみで完全に元の機能を取り戻し、2018年浜離宮朝日ホール(東京)、藤沢市民会館大ホール(神奈川)など他2か所にて完全復帰リサイタル。2019年ピストイア市立マベリーニ音楽院(イタリア)演奏。2020年東京文化会館(小)、逗子文化プラザなぎさホール(神奈川県)他1か所にてリサイタル。2022年小田原三の丸ホール大ホール(神奈川)にてリサイタル。井口愛子、ダンタイソン、イリーナ・スィヤウォーヴァ(ゲンリッヒ・ネイガウス直弟子)、ナターリア・チョムキーナ(エミール・ギレリス直弟子)などに師事。現在、2016年~HSclassic代表。2016年~日本ジュニアクラシック音楽コンクール審査員。2017年~東京国際ピアノコンクール審査員。2019年~M&H Music Festival in Pistoia代表/Master Class教授。2022年~HSclassic International Piano Performance Institute代表。ピアノ練習により罹患するピアノジストニアの原因および治療法を解明し、2023年~順天堂大学大学院 医学研究科 医科学専攻 神経学講座 修士課程在籍中。 Recording Dates: April 24-26, 2023 Location: Odawara Sannomaru Hall, Large Hall Instrument: Steinway & Sons D-274 508515 Recording Producer: Akira Matsuda Recording Engineer: Norio Sato Piano Technician: Hirobumi Ohashi (Steinway & Sons Japan) Cover Photo & Special Thanks to: Yoshihide Hiranoshima (HSclassic) Designer: Jiro Kuno 衣装協力 平塚とよしま Hiratsuka TOYOSHIMA

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